沖縄グルメ放浪記

  

栄町のディープさを語る上でかかせない名店、「おでん東大」へ。

地元の人も観光客も集う有名店だ。
１軒目、２軒目とハシゴし、最終目的地がこの店。

実は２週間前に内地からのお客さんを連れて行ったのだが、
その際に、いただいたお土産を忘れてしまったので
お土産を取るついでに飲みにきたのである。






おでん東大と言えば「焼きてびち」が看板料理となっている。
焼きてびちは時間がかかるため、待つ間に「おでん」を食べる。

このおでんも味がしみているが、さっぱりしていてウマい。
てびちも柔らかく、ずっと口に入れておきたいトロトロ具合。




あまりにおいしかったため、「大根としいたけ」を追加で頼んだ。
こちらも味がしみていて、もちろんウマいに決まっている。





ビールを飲むのを忘れ、食べるのに夢中になってしまう。
３軒目というのに、するするっと腹に入る。
　



おでんを食べ終わった頃、おまちかねの「焼きてびち」がきた。

あいかわらずの迫力、初めて見た人は驚くだろう。
これが「おでん東大」の代名詞的なメニュー「焼きてびち」だ。

皮はパリパリで、中はトロトロもちもち。
口の中にねっとりまとわりつく感じが好きだ。

骨をしゃぶるように、食べ進めていく。
食べている間は無言になる・・・



食べ終わるとこのような状態になる。満足感でいっぱいだ。
「おでん東大」に行ったら、必ず「焼きてびち」を食べてほしい。






店内は聞かずとも、古くからのお店だと分かる雰囲気。
しかし、その雰囲気もあってこその有名店なのだろう。

人が集まるお店というのは理屈ではない何かがある。
この「おでん東大」にもその何かを感じる。


　
12時前に店を出たが、店の前には入店待ちのお客さんが。
この日は火曜日。週末はもっとたくさんの人が待っている。

栄町のディープスポットの代表格、おでん東大、
一度は行っておきたいお店だ。そして「焼きてびち」を味わってほしい。

涼しくなる頃に、また行こう。

　

ちなみにお土産は無事に受け取ることができた。
預っていただき、ありがとうございました。






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　【おでん東大】
　住所：沖縄県那覇市安里388-8
　電話：098-884-6130
　営業時間：21:30～翌4:00
　定休日：日・月曜日、祝祭日、お盆周辺（旧盆のウンケー、ナカビ、ウークイ）



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　１軒目の新小屋を出る際、女性スタッフさんに聞いて入った「立ち呑み天麩羅」

　散策しているときにも目に入り、２軒目に入ろうと思っていたお店だ。
　東京にはたくさんある立ち呑み屋、沖縄にもポツポツでき始めている。

　昔していた仕事で、東京出張に行ったときは、立ち呑み屋によく行っていた。
　１人でも入りやすく、隣のお客さんとも仲良くなりやすいからだ。

　そして、安くて早くて、軽く飲むにはうってつけだ。
　フラッと入って１杯だけ飲んで帰るというふうな気楽さがいい。






　まずは、ビールを注文。「サッポロ黒ラベル」

　瓶ビールにはなぜか風情を感じる。そして味がおいしく感じる。
　ジョッキに入った生ビールとはまた違う味わいだ。




　お通しに「とろろそば」が出た。

　とろろが乗っかるだけで少し贅沢な感じになる。わさびも効いてウマい。
　どんぶり一杯分食べたくなる。




　つまみは「天麩羅のおまかせ8品」を注文。

　ここは「立ち呑み天麩羅」の名の通り、天麩羅がメインだ。
　沖縄風の天麩羅ではなく、内地風の衣が薄く、白っぽい天麩羅。

　ごぼうに始まり、魚２種・オクラ・ベビーコーン・ヘチマ・えび、と出てきた。
　その中でも、ベビーコーンとヘチマが特にウマかった。








　ヘチマはいわゆるナーベーラー。ナーベーラーを天麩羅で食べたのは初めて。
　上に乗った味噌が味の決め手になっているように感じる。

　ナーベーラーの味噌炒めがあるが、あれに良く似た味わいだ。
　酒にももちろん合うが、ごはんと一緒に食べたくなる。






　店内は立ち呑み屋なので、狭いが、座るスペースがないので狭さは感じない。
　トイレはなく、２階のBARのトイレを兼用しているそうだ。
　途中、トイレに行ったが、２階のBARも良さそうな感じがした。

　天麩羅にうるさい人が食べると、もしかすると今ひとつかもしれないが、
　立ち呑みで、安い値段で気軽に食べる分にはじゅうぶんだと感じる。

　栄町を飲み歩く際、休憩も兼ねて一杯飲んでいくのもいいと思う。
　気さくな店長さんと、美人スタッフさんが迎えてくれる。
　（いつも美人スタッフさんがいるか分かりません）

　立ち呑み天麩羅、ウチナーンチュにはあまりなじみのない内地風の天麩羅が
　気軽に味わえるお店だ。もちろん１人でも気軽に入れる雰囲気。

　またハシゴ酒をしに行きたい。





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【立ち呑み天麩羅】
　住所：沖縄県那覇市安里388-10 浜千鳥アパート 1F
　電話：090-5130-1647
　営業時間：18:00～
　定休日：日曜日

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　栄町市場近くの居酒屋「新小屋」へ。

　ここ最近、栄町に繰り出す人も多いのではないだろうか。
　昔ながらの市場の雰囲気とマッチした、穴場的な酒場も増えている。

　

　栄町界隈をウロつきながら酒場を探すのはとても楽しい。
　気になったお店へフラッと入り、軽く飲んで次の店へ。

　こんな感じでハシゴ酒を楽しんでいると、
　思いもよらぬ良い店に巡り会う可能性も高くなる。

　この日も、栄町周辺を散歩しながら見つけた「新小屋（あらこや）」へ入った。






　まずは生ビール。久しぶりに飲むキリンラガービール。

　この店を１件目に、他にもハシゴするつもりだったので
　つまみは軽く食べることにした。




　「野沢菜のわさび漬け」

　ピリッとした辛みで暑い夏にはピッタリなさわやかさ。
　わさびの香りと、シャキシャキの食感が、暑さを吹き飛ばす。




　喉が潤ったところで串焼きを。新小屋では「もつ焼き」と書いてある。
　手前から、「ハラミ・ハツ・レバー」

　レバーは半熟でやわらかく、とろける。ねっとりしてウマい。

　思えば、20歳の頃まではレバーをおいしいとは思わなかった。
　しかし20歳を超え、初めて焼き鳥屋でレバーを食べたとき
　家で食べるレバーとは全く違う味わいに驚き、一気に好きになった。

　今では、串焼きを食べるときは必ずレバーを食べる。
　独特な味わいとねっとりした食感が、たまらない。

　ハツもハラミも、歯ごたえよし、ジューシーさよしで酒が進む。
　とりあえず一杯！のビールが一瞬にしてなくなってしまう。




　ハイボールが飲みたくなり、「富士山麓ハイボール」を。

　スカッとしつつ、ウィスキーの香りがしっかりある。
　角ハイボールに比べ、大人のハイボールという感じ。

　


　続いては、左から「おっぱい・コブクロ・ガツ芯」

　おっぱいは文字通りで、コブクロは子宮だそうだ。
　初めて食べたのだが、コブクロは今までに経験のない食感。

　おっぱいとガツ芯もウマかったのだが、
　コブクロは必ず食べたほうがいい。驚きのウマさだった。




　ハイボールのあとは、芋焼酎「明るい農村」を飲んでみた。
　香りがよく、味もしっかりしていて好きな系統だ。
　
　新小屋には串ものの他に、おいしそうなアラカルトもある。
　今回は串ものだけ攻めてみたが、次回はアラカルトを食べてみたい。












　店内は、奥にテーブル席があり、手前はカウンターのみ。
　落ち着いた雰囲気で、気分よくお酒と料理が味わえる。

　栄町の新小屋、ひとりでも気軽に入れる開放的な雰囲気。
　少人数で、まったり飲みに行きたいお店だ。

　今度はハシゴせず、ゆっくり料理を味わいに行ってみよう。






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【新小屋（あらこや）】
　住所：沖縄県那覇市安里388-10 1F
　電話：098-882-3034
　営業時間：18:00～翌1:00（L.O.24:00)
　定休日：日・月曜日



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